朝、7時に会社へ来てパソコンの電源を入れる。
メールのチェックを済ませて夏は暑くて冬は寒い工場へ。
7時半から仕事を始める職人さんと今日の仕事の打ち合わせ。
それが終われば製品の仕上げを若手と二人でやる。
だから、珈琲を楽しむ時間がないのさ。
で、作業用ゴーグルを付けてサンダ―片手に
ウィーン、ガッガッガッ!
「なんで社長の俺ががこんなことしなきゃならないんだよッ!」
などとはま〜ったく思いません。
だって、零細町工場なんだもん。
それに時々、若手ができない仕上げ作業の見本を見せた時の、
「ほおぅ」というリアクションがたまらなく快〜感ッ。
でも体ばかり動かしてたんじゃダメなのよね。
頭使わないと。って自分に言い聞かせて事務所へ引き上げる。
朝10時、机に座って再びメールのチェック。
よほど急ぎの仕事がない限りホッと一息のこの時間。
事務処理の傍ら【あせほこ】を読みながらフムフムとうなずく。
そう、自分のかわいい【超下請け】に参考になるところを探す。
でも、なかった。そして、
おぉ!
来ました!来ました!【砂漠に水】が。
今日も冴えてるぇ杉山さん、岐阜のニオイがプンプンする。。。
あの人のことだから、きっとご満悦にちがいない。
巻頭文で笑い、本文でうなずき、あとがきで感動した後、
珈琲を軽く一杯引っかけて、夏は暑くて冬は寒い工場へ戻る。
まぁ、いつまでこの仕事が続けられるのだろうか。
社労士に戻ろうか。せっかく国家試験に受かったんだから、
もったいないしねぇ。。。
でも、悲しいかな実務がサッパリできん。
で、やっぱり作業用ゴーグルを付けてサンダ―片手に
ウィーン、ガッガッガッ!
とりあえず、今のところはこれで行こう。
考えるのも面倒臭いし。
どうせ、大阪で生まれたぁ男やさかい〜♪
細かいことはよう考えられへん〜♪
そんな作詞ばっか考えていたら、夕方になってしまった。
再びパソコンに向かう。
あ、ほぼ月刊の【砂漠に水GOLD】が配信されてるぞ。
HTML新聞のパスワードを打ち込むと音を立てるように開いた大画面。
上へ下へ、左へ右へとスクロール。
あぁ、鬱陶しい。
おぉ!今月は新年ってことで書初め付きだ。
えッ、これ右から左に、そして上から下だ。
さらに、鬱陶しい。。。
杉山さんってなんでこんなことばっか考えるんだ? ヒマなのか?
1月号の新聞では映画小僧だった頃に観た『勝手にしやがれ』が紹介されてる。
さすがですねぇ、この新聞のレビューは秀逸だ!
ペラペラのアメリカ映画よりも、哲学的なヨーロッパ映画派の私には涙ものだ。
「今月の新聞も手間がかかってますね」とPBHL掲示板に書き込む。
「みんな、どんなこと書き込むの?」と尋ねたら、
「晩御飯のおかずから面接の仕方、新事業の立ち上げについてまでいろいろだよ」と返事。
それ以来、晩御飯のおかず以外の雑談ばっかり書き込んでる。
「なんでも書き込んで」と言われてもやはり相手は社長専属コンサルタント。
今、悩んでいる経営の問題点でも書き込むかって思ったらほとんどの問題は、
私がやるかやらないかってことばかりだった。
今度、肉厚の背中を押して欲しい時にちょっと真剣に書き込んでみるぜぃ!
いや!その前に映画だ!映画を語ろう!
良い小説を読み、良い音楽を聴き、
良い映画を観て、良い画を鑑賞するんだ。
だから、一つでも欠けると良い仕事はできないんだ。
そんなことをこの間バシッと教えてくれた。
だから、こんな私には砂漠王とのホットラインは必需品なんだ。