だから、この9月から新たにスタートした企画が『砂金の人々』です。
これは重い取材ではなく、単なる軽い訪問なんです。
そして、こんな私がお客さんの会社やお店や自宅にお伺いして、
思ったこと気づいたことを思いっ切り主観で書きまくるコーナーです。
ですので、多少は事実と異なることがあるかも知れません。いや、きっとあるんです。
でも、世の中には往々にして、小さな誤解や勘違いなど、そこかしこにあるものです。
だから、私は気にしません。肝心なことは、
実際に会って触ってみるってことなんです。
そして、記念すべき第1回目の砂金の人は、株式会社マンチェスの上田佳宏さんです。
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この株式会社マンチェスは、
キングサイズを専門に扱う
紳士服&婦人服の販売会社です。
だからって訳ではありませんが、
この上田佳宏さんも
若干のキングサイズです。
でもね、
岐阜から世界へと販売をしている
すごく優秀な30歳のキレる男です。
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で、キングサイズと言うことは、すっごくでっかい服ばっかなんです。
ま、服に限らず、かなり太った方が欲しいものをすべて取り揃えて販売しています。
だから、布団でも帽子でもサングラスでも指輪でも、
そう、かなり太った方のかゆい所を全部かきまくってあげるようなそんな会社です。
それが、マンチェスです。
そして、マンチェスは、全国の小売店と一般のエンドユーザー(消費者)を
お客さんとして、すっごくでっかいサイズの商品を販売しています。
その会社の専務が、上田佳宏さんです。
8月10日(水)に、岐阜県岐阜市の本社にお伺いしました。

こんな私は十数年前から、佳宏さんの父親である上田康社長に
いろいろとお世話になっています。徹底的にかわいがっていただきました。
で、その上田康社長が十数年前にキングサイズのHPを立ち上げて、
現在では、この業界では知らない人がいないほどまでになりました。
マスコミからも数多く取り上げられ、売上も絶好調に伸びています。
いいですねぇ。
また、このマンチェスのキャッチ・コピーというかミッションが、日本一!です。
嬉しくなるほど、いいですねぇ。
そう、でっかいサイズのことなら、
紳士&婦人の衣類に限らず、
なんでも揃うんです。
で、アイテム数が日本一!ってのが、
すごい付加価値なんです。
だから、なんでも揃うってのが、
総合力として最高なんです!
でっかいマスコット看板です→
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そして、十数年前に0からHPを立ち上げて、現在に至るまでの成功の仕組みと考え方には、
目を見張るような緻密なノウハウと独自のユニークな発想がてんこ盛りです。
だから、とにかくお客さんが困っていることを徹底的に考えることです。まずは、
それが基本なんですと、目の前の佳宏さんは私に教えていただきました。
お客さんが困っていることをクリアーしてあげるだけで、必然と商品は売れるし、
自社のサービス体制の構築も自然と出来上がる。だから、徹底的に考えているそうです。

そして、特にユニークな発想では、マンチェスはお客さんである小売店が、
どれだけ商品をたくさん買っても、また少ししか買わなくても、単価は同じなんです。
そう、いくら多く買ったところで、1円の値引きもしやしないんです。
それは、たくさん買った人には、たくさんのノウハウを与えているから、ってことです。
とっても素晴らしい発想です。そして、さらに立派なことには、
このマンチェスの方針に絶対に“例外は、ない”ってことです。
だから、1000円で売ると決めたら、なにがあっても1000円で売る、そんな会社です。
そこんとこが、伸びる会社とそうでない会社の分岐点のような気もします。
優柔不断は、悪なんです。
まぁ〜、本当に尊敬するほど頑固ですけどねぇ。でも、それがいいんです。
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おぉ!
昨年の8月に引っ越したばかりの自社ビルです。
エレベータの中が、生活できるくらい広かった。。。
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また、お客さんを開拓しない、こっちから決して売りには行かない。
って言うことも頑固に守り通しています。
そう、お客さんが“お願いだから、頼むから買わせて下さい”、って
そう言ってしまうような絶対的な仕組みを考えているんです。
その証拠にマンチェスって、100%商品を仕入れています。自社で製造はしていません。
だから、マンチェスで買うよりも、製造元に行って直接買った方がかなり安いです。
それに、マンチェスが販売する商品自体には、なんの付加価値も一切つけておりません。
でも、このキングサイズのHPから、毎日かなりの数の注文があるんです。驚愕です!
なぜだ?
まずは、このHPをご覧下さい。
とっても美味しそうです。
とにかくすっごいアイテム数があり、
この中を散歩するのが楽しくなります。
まったくデブじゃない私でも、
とってもウキウキするんです。
まずは、ゆっくりとご覧下さい→
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それは、商品自体には付加価値などつけていないんですが、
このマンチェスと付き合えば、なんだかお得!ってことが、
小売店にもエンドユーザーのお客さんにも分かるからです。
だから、単価は高いがウチと付き合えばお得だよ、
小売店だったら、製造元から安く仕入れるよりも、ウチの高いものを買って、
使えるノウハウを身につけた方がお得だよ、ってのが分かってしまうんです。
まさに、蟻地獄のような会社です。
で、今まさに、真剣に怖いんです。きっと叱られるのではないか、ってね。
明日までにこのコメントが削除されていましたら、きっと叱られたんです。
でも、アパレル業界で、日本で一番目にHPを作った会社だから、
きっとこんなことでは怒らないと思います。日本で一番目だもん。
それにマンチェスでは、お願いをされれば全部、ノウハウを教えてくれます。
でもそれは、絶対に真似などできないからって言う自信の表れでもあります。
で、熱いお茶を飲みながら、たった今、やろうとしていることを上田佳宏さんに訊ねたら、

電話が鳴ったら1コールで取り、商品の在庫の有無は5秒以内で答える、って速攻でした。
また、在庫管理の状況に一番疎い上田社長でも、それを見たら
即座に対応できるような在庫管理システムを構築中らしいです。
要は、表面上のHPからは読み図れない膨大な管理プログラムが裏にあるってことです。
で、表面だけを真似してみても、決して上手く行きません。だから、自信があるんです。
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あと数年すれば、きっとでっかい社長になる佳宏さんは、
“できないことを言うのが社長なんです、
それをできるようにするのが社員です”
そう言うと、さらに続けて言いました。
“とにかく世の中にいるたっくさんの太った人が、
モノの満足からココロの満足へと変われるような、
そんな本当に喜ばれる会社を作りたいです”ってね。
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そして、
号外:補足版です。
で、佳宏さんとは、6年前に初めてお会いしました。
まだその頃は、HPでの売上なんて徹底的に少なく、
そっちの部門を伸ばしたかった佳宏さんが、とにかく一生懸命に取り組んでいたのを、
そう、まるで6年前のことのように思い出されます。
佳宏さんは当時、入社したばかりでしたし、パソコンの前に座っていると
遊んでいると思われるような時代でしたので、毎日、早朝6時に出社して、
パソコンを立ち上げ、あとは通常の業務をテキパキとこなし、そして、
仕事が終わってから、夜中までパソコンに向っていたことを私は知ってる。
だから、一朝一夕でコトが成就する訳などあり得ないんです。
今日、久し振りにお会いして、すごく成長しとても立派になった、
そんな佳宏さんを目の当たりにしたこんな私は、
一緒に焼肉を食べに行っていた頃、たった一人速攻で食いまくり、
お腹が一杯になると目の前の肉がゴミに見えると言っていた、
そんな佳宏さんと同じ人間には、まったく思えませんでした。
そうやって人は成長し、こんな私は少し年を取るんです。
本当にありがとうございました。本当に嬉しかったです。
杉山弘道